メイタイシガキフグの飼育方法について|混泳など、扱いには注意が必要です


メイタイシガキフグは、ハリセンボンのように全身に棘を持つフグの仲間のことだよ。



ハリセンボンの全身にある棘は、膨らむ時以外は寝ている状態ですが、対してメイタイシガキフグの棘常に立っている状態です。


とはいっても、それ程尖っているわけではないので、さわったら怪我をするという事はありません。

海水魚の中ではそれ程メジャーな魚ではないと思われるメイタイシガキフグですが、慣れると人の手から直接餌を食べるようになるほど愛嬌があるので、意外とファンが多い魚です。


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メイタイシガキフグはどこで販売しているの?




メイタイシガキフグがあまりメジャーな魚ではないのは、そもそも流通している数が少ないからというのが大きいです。

クマノミのように毎回続けて入荷される魚ではないので、お店でめぐり逢えた時はタイミング次第ですが購入を検討されてもいいかもしれません。



私が飼いたいと思ったきっかけは通っているお店で見かけたことでしたが、その個体はすでに売約済みで、スタッフに聞いたところ、しばらくは入荷の予定もないと言われました。

ネット販売でもなかなか在庫がない事が多いので、私は片っ端から在庫確認のメールを送り、入荷したら連絡がほしいという事を伝えておきました。

結果的には購入するのに一か月ほどかかりましたが、これに関してはタイミング次第なので、すぐに購入できる方もいればもっと待っている方もいらっしゃるかもしれません。

値段はサイズにもよりますが4000円~です。

私が購入した個体は6000円でしたが、待ちに待っての入荷だったので値段は気にせず購入しました。

お店で売っていたらチャンスですが、フグ系は病気にかかりやすいので、しっかり状態をチェックしてから購入してから決めましょう。


メイタイシガキフグ専用の水槽の準備をしよう




メイタイシガキフグに限らず、フグの仲間は色んなところを突いたりかじったりするのが特徴といえば特徴なんだ。

だから、水槽はしっかりと準備する必要があるよ。




また、餌を食べるのが下手でかなり水を汚すので、基本的にはサンゴ水槽ではなく魚がメインの水槽にしましょう。


メイタイシガキフグは、最大で20㎝ほどになると言われますが、飼育下では10~15㎝程度でおさまります。


そのため水槽は少なくとも90㎝規格くらいは欲しいところですが、魚のサイズによっては60㎝水槽でも飼育できない事はありません。

ただ、長期飼育と魚のことを考えるなら90㎝以上は欲しいところですね。

また、先述のようにえさをとるのが下手で、かなりこぼしながら食べるので水がかなり汚れます。

そのためかなり強めのろ過機能が必要になります。

一つ上のサイズの水槽でも対応できるくらいのフィルターを使った方がいいでしょう。


フグは病気に弱く、少しの変化でも病気にかかってしまう事があるので、隔離して治療するための水槽や、最悪の場合にそなえて薬の用意も必要です。

メイタイシガキフグの餌付けはクリルから




メイタイシガキフグを餌付けする際に一番使われるのが、乾燥させたエビ『クリル』と呼ばれるものです。

まずはこのクリルを食べるようになるまで待ってから、人工餌の餌付けに移行しよう。




メイタイシガキフグは、慣れると人の手からも直接餌を食べてくれるほど懐きますが、臆病な魚なので最初はなかなか餌を食べてくれない事もあります。

まずは水槽に慣れるまで待ってあげましょう。
クリルに反応しない時イカの切り身やアサリなどの生の餌を、口に入る大きさに切って与えましょう。
これが一番食べてくれる可能性が高い餌ですが、同時に一番水を汚しやすい餌なので、少なくともクリルまでは早めに餌付けしましょう。

メイタイシガキフグは慣れるまでかなり下の方にいますので、クリルが水面に浮いているとなかなか気づいてくれません。

水を含ませて沈むようにしてあげたり、水を含ませた状態でピンセットなどを使い目立つ場所においてあげると気づいてくれることもあります。

もちろん慣れると近づくだけで水面まで寄ってきたり、ピンセットから直接食べたりします。

クリルまではそこまで難しくないんだ…でも、人工餌に移行するのが、少し難しいかもしれないね。




人がくれるものは食べられるとあっさり食べてくれる個体もいますが、そうでない個体は形と匂いが違うのでなかなか餌と認識させるのが難しいです。


私の場合は、クリルに細かくした粒餌を挟んで食べさせることで味を覚えさせたり、クリルと人工餌をすり潰して練り餌にしたりと、まずは食べ慣れているクリルを通して人工餌の香りや味を覚えさせました。


クリルだけでは栄養も偏ってしまい長期飼育は難しいので、根気が必要ですががんばって人工餌に餌付けましょう。


メイタイシガキフグの異変を見逃すなっ!!




メイタイシガキフグは、基本的には地面や石の上でじーっとしていて、餌の時くらいしか泳ぎません。

初めてメイタイシガキフグを水槽に入れた時は驚くかもしれませんが、体調が悪いわけではなくそういう魚なので問題ありません。


ただし、泳ぎまわらない分だけ良く観察しておかないと病気や体調不良を見逃してしまう事がありますので、きちんと観察してあげましょう。


ハリセンボンの仲間なので、体を膨らませてパンパンになることがありますが、これはとても驚いた時だったり威嚇をしている時だったりなので体調不良ではありません。

というより、普通に飼育していればほとんどこの状態になることはありません。

私は一番初めの水合わせで膨らみましたが、それ以降は私の見ている所で膨らんだことはありません。


膨らんだ状態で何時間もそのままで水に浮いているという場合は、水と一緒に空気を吸い込んでしまっているのが原因です。


えらを水中に浸かった状態にし、やさしくお腹を押してあげると空気が抜けます。

※決して強く押さないように、やさしく押してあげてください。




メイタイシガキフグはとても大人しい魚なので、他の魚を攻撃するという事はありませんが、臆病なのでできれば混泳は避けた方が無難です。

フグ同士の混泳ならば可能ですが、性格にもよりますので攻撃がみられるようなら早めに隔離して別々で飼育しましょう。


おわりに



メイタイシガキフグは、普段はあまり泳がず石の上でじーっとしていることがほとんどですが、慣れてくると餌をあげるときになれば一目散によってきて水をバシャバシャさせて要求します。



その存在感愛嬌は他の魚ではなかなか得られないものです。



人を認識して餌を求めてくるので、他のペットのようにスキンシップがとれて飼いごたえも抜群です。

病気になりやすいので水質管理には注意が必要ですが、ぜひメイタイシガキフグの飼育に挑戦してみましょう。

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